大阪の都心に位置する物件を担当した時のことが印象に残っています。せっかくのリノベーション事業、新築物件では実現しにくい内装にしたいと思い、流行りの内装やおしゃれなカフェのデザインなど、参考になりそうなものを沢山集めて検討しました。最終的にはカフェ風のデザインにしようと決め、木目を多く取り入れた内装にしました。色の見本や設備の資料などはありますが、完成後のデザインはあくまでもイメージする事しかできないため失敗できませんし、一般のお客様に響くか不安ではありましたが、無事に購入頂き、契約の際に「木目が統一されていて内装に一目ぼれした」とお声がけ頂いたときは、とても嬉しかった事を覚えています。

自分の頭の中の情報を常に最新化することです。私たちの仕事は、中古物件を自社で購入するところから始まりますが、中古物件の市況は常に変化しています。その変化についていくためには、売り出されている中古物件の相場の把握や仲介業者との会話で得た情報などを元に、日々自分の頭の中をブラッシュアップしていく必要があります。そうすることで、自信を持って中古物件の仕入れへと繋げることが出来ると考えています。

売れる中古物件を仕入れるためには、良質な物件情報を得る必要があります。その情報を得るためにはそのエリアの仲介会社様と強固な信頼関係を築くことが大切ですが、なかなかすぐには顔や名前を覚えてもらえないことも多くあります。そのため、まずは頻繁にコミュニケーションをとり、アプローチすることで自分自身を知ってもらい、関係性を構築していくことが必要となります。そのような取り組みの結果、優先的に物件の情報を頂き、物件の仕入れに辿り着けたときは、嬉しく思います。またそこで終わらず、他の担当者を紹介頂けたり、引き続き情報を頂いたり出来るようになった時にはコミュニケーション能力を含め、営業担当としての成長を実感しました。

昨今タワーマンションの供給も増え、今となってはかなり多くのタワーマンションを街中で見かけるようになりました。そんなタワーマンションですが中には、築年数のかなり経っているものもありますので、そのような物件の室内をガラッと変えてしまうようなリノベーションに挑戦してみたいと思っています。今まで新築マンションの販売や仲介業、そして現在の買取再販売事業に販売をメインに携わってきたので、将来的にはデベロッパーならではの分譲新築マンションの企画・開発にも挑戦してみたいと思っています。